日々の花 005 (05月31日)
日々の花の第五回目です。溜っている写真の中から選定していきますが、基本的には植物全体の姿と近づいて花を撮影したものの二つを基本として掲載しています。
本日(05月31日)は、ジャーマンアイリス、アスター、チガヤ、コモチマンネングサ、スイートピー、シロバナマンテマを掲載します。
ジャーマンアイリス
ジャーマンアイリス(ムラサキイリス)はアヤメ科アヤメ属の多年草ですが、多くの野生種を人為的に交配させて誕生した植物であるため,様々な形態のものが存在します。地中海沿岸部を中心に自生する30ほどの原種を交配して誕生した品種群のことで、多数の園芸品種が作出されるとともに、健胃、利尿作用を持つ薬用植物としても利用されています。
拡大した花
アスター
アスター(エゾギク:蝦夷菊)はキク科シオン属で、すべてユーラシア大陸に自生しています。アスターの名は花の形が星形であることに由来して名付けられています。シオン属の多くの種は様々な色の花をつけることから、園芸植物として非常に人気があります。
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チガヤ
チガヤ(千萱、茅、白茅)は、単子葉植物イネ科チガヤ属の多年生の植物です。日当たりの良い空き地などに一面に生え、細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂の花を咲かせます。かつては花穂が食べられたこともあり、古くから親しまれている非常に強い雑草です。日本では、北海道から琉球列島までの全土に分布し、国外ではアジア大陸の中西部からアフリカ、オーストラリアにわたる広い範囲に分布しています。
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コモチマンネングサ
コモチマンネングサは本州から南西諸島、朝鮮・中国に分布する多肉植物です。マンネングサという名前が付いていますが、秋に芽生えて、初夏に開花して終わる越年草です。乾燥した路傍、荒れ地、花壇などに生育しています。多肉植物であるので根は貧弱で抜きやすいですが、葉腋に無性芽(むかご)を形成し、これが離れて落下して繁殖しますので、すぐに新しい個体が再生してきます。
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スイートピー
スイートピーはマメ科レンリソウ属のつる性の一年草または宿根草で、イタリア・シチリア島原産の巻きひげで絡みながら伸びていきます。一般によく親しまれているのは春咲き品種ですが、ほかに夏咲き品種や冬咲き品種、また切り花に利用される高性品種とガーデン用の矮性品種など多くの品種があります。
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シロバナマンテマ
シロバナマンテマ(白花まんてんま)はナデシコ科マンテマ属のヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代末期に渡来しました。庭などに植えられたものが野生化して、本州〜九州の海岸などに群生しています。高さは20〜30cmになり、花期は5〜6月で、茎の上部に直径約7mmの花が総状につき、花弁は白色です。
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