海岸段丘の農園日誌

湘南の海岸段丘の一角に借りている家庭菜園などで行っている色々な活動を記録しています。

日々の花 006 (06月01日)

 日々の花の第六回目です。溜っている写真の中から選定していきますが、基本的には植物全体の姿と近づいて花を撮影したものの二つを基本として掲載しています。
 本日(06月01日)については、小石川後楽園で撮影したハナショウブ、ガクアジサイ、コムラサキ、ニオイスイレン、セイヨウキンシバイを掲載します。


 ハナショウブ
 ハナショウブ(花菖蒲)はアヤメ科アヤメ属の多年草で、日本、朝鮮半島、東シベリアに分布しています。別名は「ハナアヤメ」と言いますが、初夏、梅雨の中でも、ひときわ華やかに咲き誇ります。野生のノハナショウブをもとにして、江戸時代を中心に数多くの品種が育成され、現在2000種以上あるといわれています。


 拡大した花 紫


 拡大した花 紫/白


 拡大した花 白


 ガクアジサイ
 ガクアジサイ(額紫陽花)はアジサイ科アジサイ属に属する日本固有の落葉低木で、太平洋沿いの限られた暖地(伊豆半島、三浦半島、房総半島、足摺岬、伊豆諸島、硫黄列島、和歌山県の神島)に分布していました。
 初夏に咲く清楚な花が美しく、観賞用の庭木としては全国に広く普及しており、手鞠状に咲く普通のアジサイはガクアジサイの突然変異種で、かつてはガクアジサイをアジサイと呼んでいました。近年日本で増えているセイヨウアジサイもガクアジサイが中国を経由してヨーロッパへ渡って、そこで品種改良されたものです。


 拡大した花


 コムラサキ
 コムラサキ(小紫)はシソ科ムラサキシキブ属の落葉低木で、北海道及び青森を除く日本各地の山野に分布し、中国や朝鮮半島にも分布しています。本来の自生地はやや湿気の多い場所ですが、庭木として幅広く植栽されています。
 ムラサキシキブ(紫式部)とは別種であるが混同されやすく、コムラサキをムラサキシキブといって栽培していることが多いです。全体的には形態はよく似ていますが、ムラサキシキブは樹高が3mになりますが、コムラサキは樹高が1.5m程度に収まっています。


 拡大した花


 ニオイスイレン
 ニオイスイレン(匂い睡蓮)はスイレン科スイレン属 の多年生の園芸用の草であり、北アメリカ、南アメリカ原産です。地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に浮水葉を浮かべて、花は大型で水面上または水上に抜け出て開花します。


 拡大した花


 セイヨウキンシバイ
 セイヨウキンシバイ(西洋金糸梅、ヒメキンシバイ)はオトギリソウ科オトギリソウ属の落葉小低木で、樹高が低く、地下茎を伸ばして広がり、グランドカバープランツとして公園や街路樹の根元に良く利用されています。
 初夏に、大きく鮮やかな黄色の花を咲かせ、花びらよりも更に長い雄しべが立ち上がっている姿が特徴となっています。


 拡大した花

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