海岸段丘の農園日誌

湘南の海岸段丘の一角に借りている家庭菜園などで行っている色々な活動を記録しています。

日々の花(041)(12月23日)

  日々の花の第四十一回目です。本ブログには日々撮影した花の写真の中から選定していますが、基本的には植物全体の姿と花に近づいて花を撮影したものの二つを基本として掲載しています。
 植物の名称の判別はスマホアプリのPicture Thisによる判別機能を中心にしており、その他の種類の判断材料については、みんなの趣味の園芸(NHK)、LOVEGREEN、庭木図鑑植木ペディアなどを主に利用しています。当該植物の様々な説明についてはWikipedia、みんなの趣味の園芸(NHK)、Picture This、LOVEGREEN、庭木図鑑植木ペディア、コトバンクなどに記載されているものを参考にして、自分なりの文章にした上で記載しています。
 本日(12月23日)については、プリムラ・アコーリス、ネリヤ・ボウデニー、グランドラ・オレイフォリア、シャコバサボテン、タイワンツクバネウツギを掲載します。


 プリムラ・アコーリス
 プリムラはサクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属の園芸植物で、ヨーロッパやアジアに自生するサクラソウ属の原種、変種、交配種などの品種群で、主としてヨーロッパで品種改良されたものが多いです。
 プリムラ・アコーリスは矮性で品種によって様々な花色があって多くの花を咲かせます。株分けもしくは種によって増殖させることが出来、育てる際には夏の高温多湿を非常に苦手にしており、多年草ですが夏に枯れる一年草として育てられています。


 プリムラ・アコーリスの花


 プリムラ・アコーリスの花


 プリムラ・アコーリスの花


 プリムラ・アコーリスの花


 ネリネ・ボウデニー

 ネリネ・ボウデニーはヒガンバナ科ネリネ属の球根(鱗茎)の多年生植物で、南アフリカが原産地で、山岳地帯の岩場の斜面などに自生しています。本種は春植え球根で夏に良く育ち、冬に弱いという性質を持ち、葉は夏の間に伸長し、初冬に花を咲かせ、花後は地上部を花後は地上部を枯らして休眠します。
 属名のボウデ二―は19~20世紀にかけて南アフリカで活動した英国人測量士の名前のAthelstan Cornish-Bowdenに由来しています。


 ネリネ・ボウデニーの花


 グランドラ・オレイフォリア
 グランドラ・オレイフォリアはムラサキ科グランドラ属の常緑低木で、地中海西部地域が原産地です。日本には最近導入さればかりですが、世界の温暖な地域では観賞用に広く栽培されています。


 グランドラ・オレイフォリアの花


 シャコバサボテン
 シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)はサボテン科スクルンベルゲラ属で、森林性樹上着性生活をするサボテンの一種ですが、ブラジルリオデジャネイロ州のオルガン山脈などの高山地帯が原産地です。
 茎の節ごとに一対の突起が隆起しており、これがシャコの身体を彷彿とさせることからこの名前が付けられています。日照時間が短くなると蕾を形成して、冬場に開花することから「クリスマス・カクタス」と海外では呼ばれていますが、日本では「デンマーク・カクタス」という商品名で流通しています。


 シャコバサボテンの花


 タイワンツクバネウツギ

 タイワンツクバネウツギ(台湾衝羽根空木)はスイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木で、主として中国本土や台湾に分布しており、日本では奄美大島、沖縄本島、石垣島に分布し。海岸や山地の岩場などに稀に自生しています。

 日本の自生地である奄美大島と沖縄県の石垣島では、ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種「絶滅危惧IA類」に指定されています。


 タイワンツクバネウツギの花

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