海岸段丘の農園日誌

湘南の海岸段丘の一角に借りている家庭菜園などで行っている色々な活動を記録しています。

エダマメの植付けなど(04月28日)

 今日はエダマメの補植、イチジクの下や通路などの草取り、タマネギのべと病対策、ニンニクのサビ病対策、キャベツ等の畝の片付け、種蒔きしたものなどへの潅水などの作業をしました。
 ブログにはエダマメの補植、イチジクの下や通路などの草取り、タマネギのべと病対策、ニンニクのサビ病対策、キャベツ等の畝の片付け、本日の収穫、富士山、今日のトラオくん(二景)を掲載します。


 エダマメの補植
 エダマメの発芽が不十分な状況にありましたが、一緒に畑をしている人から発芽苗を分けて頂き、欠株の箇所などに補植をして畝全部に植付けが完了しました。


 イチジクの下や通路などの草取り
 イチジクの下や通路に雑草がはびこり始めていましたので、三角ホーで通路などの草引きをし、イチジクの下のヤブカラシなどを抜き取りました。


 イチジクの下に植付けてあるミョウガ等が発芽しましたので、生育を妨げるホトケノザ、ヤブガラシなどの草取りをしました。


 タマネギのべと病対策
 中晩成タマネギに少しべと病の被害が出ていましたので、病気が拡大するのを防ぐためにジマンダイセンの400倍液で消毒をしました。


 ニンニクのサビ病対策
 ニンニクに少しサビ病の兆候が表われていましたので、病気が拡大するのを防ぐためにジマンダイセンの400倍液で消毒をしました。


 キャベツ等の畝の片付け
 キャベツ、玉レタスなどを植え付けていた畝を片付けました。


 本日の収穫
 左の端と2番目はカーリーケールで、3番目はアスパラ、コリアンダーで、4番目は花(ヤグルマソウ、スターチス、ストロベリーキャンドル、キンギョソウ)、少量取れたイチゴで、右の端はイチゴ(上が夏姫、下が東京おひさまベリー)です。


 富士山
 霞んで、雲はかかっていましたが、山頂部はしっかりと見えました。


 今日のトラオくん(二景)
 ソファーベッドの上で晩御飯を待つトラオくん


 階段の上でこちらを見るトラオくん

様々な春の花 9

 様々な春の花の9回目です。
 本日はユリオプスデージー、ライスフラワー、レウコフィルム・フルテストシス、ユーフォルビア・カラキアス、マーガレット、ランタナ、セイヨウイワナンテン、フレンチラベンダー、モンテンジクアオイ、ニオイシュロランを掲載します。


 ユリオプスデージー
 ユリオプスデージーは、キク科ユリオプス属の常緑低木です。幼苗のうちは草花のように見えますが、数年育てていると大きく育ってゴツゴツとした太い幹になります。樹高は90〜100cmほどで、低木に分類されます。原産地は南アフリカで、暑さや寒さにはほどほどに耐える性質を持っています。日本にユリオプスデージーが伝わったのは、1970年代で、当初は鉢花として販売されていましたが、暖地では地植えにしても越冬できます。
 開花期が11〜5月と長く、マーガレットのようなキク科らしい花を次々と咲かせて、冬の庭に華やぎをもたらします。花色は黄色のみで、花径は3〜4cm。花姿は一重咲き、八重咲きなど。花茎を10〜15cm伸ばした頂部に花を咲かせます。
 枝葉はレースのような繊細な形で、明るいシルバーグリーンで、常緑のためカラーリーフとしても一年中観賞できます。シルバーグリーンに見えるのは、枝葉に細かな産毛が密生しているからで、そのため水がかかると乾きにくく、蒸れやすいので、水やりは株元の土にだけに与えるようにした方がよいとされています。 


 ライスフラワー
 ライスフラワーは米粒のような蕾がつくオーストラリア東北部原産の常緑低木で、蕾が米粒に似ていることから、ライスフラワーという名が付きました。蕾から開花までの期間が長く、どちらかというと咲いた姿よりもぷちぷちした蕾の姿が好まれており、花もちも良いので、切り花やドライフラワーとしても多く使われています。
 寒さにはそれほど強くなく、乾燥気味を好み、高温多湿を苦手とするため、日本の気候にあまり合わない植物です。暖地では霜に当たらなければ屋外で越冬できますが、寒冷地では冬の間は室内の明るい場所に取り込んで管理する必要があります。寒さ暑さにやや弱いことから、日本では一年草扱いされていることも多いです。学名に匂いのする低木という意味が含まれており、ライスフラワーはラベンダーに似た個性的な香りがします。 


 レウコフィルム・フルテスケンス
 レウコフィルム・フルテスケンスは別名で「テキサス・セージ」や「テキサス・シルバーリーフ」とも呼ばれる北アメリカ原産の常緑低木です。
 レウコフィルム・フルテスケンスは茎葉が白色の毛で覆われるため株全体が白色もしくは白緑色になりカラーリーフとして楽しめます。開花期間が長く一年を通して開花する能力があり、また湿度が高くなると花が沢山咲く傾向があります。花色は桃色から紫色で、花は葉腋に1個(単生)つき、花の形は鐘形をしていて5個の裂片が水平に開きます。葉は長さが約2~3cmと小さめで、葉のふち部分が不規則に捻れる傾向があります。葉は白色の毛が生えるため、白緑色の柔らかな葉色をしています。
 乾燥に長く耐えて、肥料もほとんど必要としないことから環境が合えば放任して育てることができます。樹高は100~300cm、幅は100~250cmで、樹形はブッシュ状になって密に茂ります。茎は若い時は白色の毛が密生しているため灰緑色もしくは白色をしており、成熟すると淡褐色になります。


 ユーフォルビア・カラキアス
 ユーフォルビア・カラキアスはヨーロッパや北アフリカを原産地とするトウダイグサ科ユーフォルビア属の常緑多年草です。分布域は地中海地域に集中しており、乾燥した場所を好んで自生しています。
 花の咲く時期の3月下旬〜5月になると、茎の上部に花序をだし、小さな花を咲かせますが、黄色から黄緑色に見えるかわいらしい花が特徴的です。杯状になった花軸部分と苞葉部分の中に、退化した雄花と雌花がつくものを杯状花序と呼び、トウダイグサ科の植物特有の花序で、壺状花序とも言われています。カップ状になった総苞の中に、雄花数個と雌花が包まれるユーフォルビア・カラキアスの杯状花序は、カップ状になった総苞の中に、雄花が数個と雌花が包まれており、花色の黄緑色はこの苞の色です。


 マーガレット
 マーガレットはカナリア諸島が原産地で、17世紀末にヨーロッパへ渡り、日本には明治時代末期に伝わり、大正時代から幅広く栽培されるようになりました。3~7月に花をつけますが、白色の一重咲きが一般的で、黄色やピンクのもの、八重咲き、丁字咲きのものも品種改良で産出されています。和名は木春菊となっていますが、和名で呼ばれることは余りありません。
 マーガレットはキク科モクシュンギク属に分類される低木の植物で、園芸ではモクシュンギクやモクシュンギクとの交配種、フランスギクなどの園芸品種を指しており、繁殖は挿し芽や株分けで行われます。本来は宿根草で、日本では温暖地でなければ越冬出来ませんが、何年も越冬した大株になると茎が木質化し、低木になります。


 ランタナ
 ランタナはクマツヅラ科の常緑小低木で、中南米が原産地で観賞用に広く栽培されています。和名はシチヘンゲ(七変化)と言い、鮮やかな色の花をつけ、その色が次第に変化することに由来しています。学問上ではランタナと言う場合、ランタナ属(シチヘンゲ属)全体のことを指します。日本では単にランタナと言った場合には、コバノランタナを除くランタナ属の園芸種全体を指すことが多いです。また、本来はランタナ・カマラの和名であるシチヘンゲもランタナ属の園芸種全体の呼称として用いられることもあります。
 国立環境研究所の『侵入生物データベース』には、ランタナは「有毒植物。多種の虫、菌の寄主、ネズミの巣となる。子供が種子を食べると死ぬことがある」と記載され、「世界の侵略的外来種ワースト100」にも指定されています。『医薬品情報21』では、未熟の果実に含まれるランタニンという物質は「誤食すると激しい腹痛や虚脱状態を起こすが、致命的ではない」と書かれており、決して口にしてはいけない植物です。


 セイヨウイワナンテン
 セイヨウイワナンテンはツツジ科イワナンテン属で、北アメリカが原産地で常緑の低木です。セイヨウイワナンテンは4月中旬~5月にかけて小さな釣鐘状の花を咲かせますが、ほとんどの花が葉に隠れてしまいます。そのため、花よりも斑入りの葉や赤い新芽や紅葉を鑑賞することが多い植物で、樹高1~1.5mになる低木です。寒さに強く丈夫で育てやすい植物で、半日陰や日陰でも育てられるため、公園や公共施設のグランドカバーとしてしばしば用いられています。寒さには強いですが、暑さや乾燥には弱い植物で、育てる時には日なたを避け、夏など乾燥しやすい時期は水やりが不可欠です。


 フレンチラベンダー
 フレンチラベンダーはシソ科ラバンドュラ属のハーブの仲間で、樹高は1m位になる低木で、原産地は地中海沿岸です。ラベンダーの中では暑さに強く、耐寒性もあり丈夫ですが、蒸れには弱いです。
 フレンチラベンダーの開花時期 5月~7月頃で、花の形はとても特徴的で、細く伸びた茎の先端に稲穂状に花が付きます。最大の特徴は花穂の先についた葉で、葉だけれど緑色ではなく、紫色や白い色をして、細長い花びらにも見えます。これは苞葉(ほうよう)と言い、花穂を守るために葉が変異したもので、4枚ほどの苞葉が花穂の先端についており、ウサギの耳のようにも見えたりします。花色も豊富で、紫系、ピンク系、ブルー系、ホワイト系などがあり、ハーブとしては香りがやや弱いですが、花が散った後も苞葉が残り、長い期間鑑賞でき、ドライフラワーにも向いています。


 モンテンジクアオイ
 フウロソウ科の小低木状多年草で、テンジクアオイの一種で、草丈は30~80㎝になります。南アフリカが原産地で、観賞用に栽培されています。葉は長柄があり、心臓形でまるく幅8~10㎝になり、円形にごく浅く5~7裂し、葉面に馬蹄形で暗色の斑紋があります。花は淡紅色または濃赤色で、長い花茎の先端に20個前後集まって咲きます。園芸上ではゼラニウムと呼ばれることが多いようです。


 ニオイシュロラン
 ニオイシュロランはキジカクシ科センネンボク属の常緑小高木であり、ニュージーランド原産で、明治初期に渡来し、芝庭や洋風庭園に利用されています。花が香り、葉がランに、樹形がシュロに似ることからニオイシュロランと名付けられました。かつてはドラセナ属に分類されていたことから、近縁のアツバセンネンボクと共にドラセナと呼ばれていました。
 葉は剣状で、幹の頂部に多数が密生して、長さ40~60㎝、幅3~7㎝で全体に光沢があり、先端は鋭く尖っています。
 花は5~6月に開花し、直径6~7㎜ほどの釣鐘型の白い小さな花で、葉の間から伸びた細い花茎に多数集まって咲き、強い芳香があります。
 幹は直立しますが、樹齢を重ねると枝分かれするようになり、日本での樹高は5m前後ですが、原産地のニュージーランドでは10mを越えて育ちます。樹皮は灰白色で、幹の直径は30~150㎝ほどになります。

ハーブ類の移植など(04月27日)

 今日はハーブ類の移植、葉物類の発芽状況、イチゴの生育状況の確認、種蒔き(つる有りインゲン、三尺豆、長ネギ、アスパラガス等)などの作業をして、ホームセンターに発芽等に失敗したものや早いうちに収穫するための苗を購入しました。
 ブログにはハーブ類の移植、葉物類の発芽状況、イチゴの生育状況の確認、本日の収穫、今日のトラオくん(二景)を掲載します。


 ハーブ類の移植
 購入苗のバジル、アオジソを早期収穫するためにプランター(下のプランター2個)に移植しました。
 さらに、古いプランターのスペアミントを別のプランターの植え替えをしました。


 葉物類の発芽状況
 葉物類の発芽は駄目なものもありましたが、順調に発芽したものを大きなセルトレイに移植したりすることが必要になっていました。


 イチゴの生育状況の確認
 厳寒期にビニールトンネルをした四季成りイチゴの夏姫が順調で、明日は天気が良くて完熟したものが収穫出来そうです。


 本日の収穫
 左は絹さやエンドウマメ、ニンジンで、右は花(ナデシコ、ヤグルマソウ、ストロベリーキャンドル)です。


 今日のトラオくん(二景)
 朝寝の体勢でこちらを見るトラオくん


 朝寝をするトラオくん