海岸段丘の農園日誌

湘南の海岸段丘の一角に借りている家庭菜園などで行っている色々な活動を記録しています。

最近の花などの写真(03月13日)

 最近は春となって暖かさが増したので、トラオくんと散歩に行く度に花が咲いている草木が増加しています。撮影したものの掲載していないものが幾つもありますので、今日のブログには取り敢えず10枚の花の写真を掲載します。
 花の名前は、ユキヤナギ、タマサンゴ、フリンジ・ラベンダー、ローズマリー、ユーフォルビア・カラキアス、タイカンマツバギク、ノボロギク、ヒメリュウキンカ、ハナニラ、サツキです。


 ユキヤナギ
 今年のユキヤナギは暖かいせいもあって、花だけではなく、葉も同時に出る傾向があるため、白が映え難いような気がします。


 タマサンゴ
 鳥に食べられずにタマサンゴの果実が少し残されていました。


 フリンジ・ラベンダー
 大きな株に沢山の青紫色の花が咲いていました。


 ローズマリー
 日当たりが良くて、青紫色の花がきれいに咲いていました。


 ユーフォルビア・カラキアス
 マンションの植え込みのユーフォルビア・カラキアスの花が咲き出していました。
 ユーフォルビア・カラキアスは耐寒性があり、戸外で育てられる多年草で、自生地では乾燥した岩場の斜面などに自生しています。ユーフォルビアは、杯状花序と呼ばれる花を包む苞葉が花びらのようになって、苞と花芯の色合いが美しく、シルバーグリーンの葉は冬も常緑を保ち、花のない季節もカラーリーフとして使うことができます。独特な形は庭や花壇の中で引き立つ存在になります。

 タイカンマツバギク
 和名は正式ではなく園芸植物としての名前で、本来のマツバギク(ランプランサス属)と似て葉が松葉状で菊のような花が咲くデロスペルマ属のことを指しており、耐寒性に優れるために「耐寒」と名付けられています。英名の「ピンク・カーペット」はピンクの花が沢山咲くことからの命名されています。


 ノボロギク
 ノボロギクの花が彼方此方で咲き出していました。
 ノボロギク(野襤褸菊)は、キク科の越年生または一年生の広葉雑草です。 和名は「野に生えるボロギク」という意味ですが、ボロギクとはサワギクのことです。


 ヒメリュウキンカ
 ヒメリュウキンカはイギリスやヨーロッパ大陸の山地の湿った草原や湖沼畔に生える、小型のキンポウゲの仲間です。リュウキンカの名を冠していますが、リュウキンカ属ではなく、キンポウゲ属の植物です。
 夏には地上部がない夏眠性の植物で、地下に塊根がタコ足状に数本あります。秋が深まるころから芽を出し始め、冬の間も少しずつ芽を伸ばして葉を開きます。晩冬から早春には株はすでにロゼット状に広がり、中心に蕾を抱き始めているものもあります。春に次々と咲く黄色の6~8枚の花弁は萼花弁で、キラキラと太陽に輝かせながら開くさまは、あたかも小型のリュウキンカのようです。


 ハナニラ
 多くのハナニラが公園の土手で花を付けていました。
 ハナニラは、ネギ科のハナニラ属の植物で、道端や花壇に植えたままでも、春に藤青色からピンク、白の星形の花をよく咲かせ、非常に丈夫で手間がかからない植物です。葉や球根を傷つけると、その名前の通りネギやニラのような匂いがします。


 サツキ
 非常に日当たりが良い所に生えているサツキがまだ3月なのに花を咲かせていました。
 サツキは、関東西南部より西の本州~九州(屋久島含む)に分布するツツジ科ツツジ属の常緑低木で、サツキは日本で最も多く植えられている庭木であり公園や街路、盆栽等に多用されています。
 自生地は太平洋側の深山にある渓流の川岸や岩場で、増水によって水を被るような場所に根を張って育ち、水流によって折れた枝や、流出した根の一部が新たな株を作ります。サツキが植木や盆栽として広く栽培されるのは、この丈夫な性質があるからです。

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